プロフェッショナル 仕事の流儀
昨日、「浜祭」で
武田真治さん(サックス奏者)
岡部磨知さん(バイオリニスト)
以下特別ゲスト
織田哲郎さん(ミュージシャン)
世良公則さん(ミュージシャン)
神保彰さん(ドラマー)
を拝見した。
「楽器楽園~ガキパラ~」という音楽番組の公開収録をしていたのだが、タイムテーブルから30分遅れで収録を開始した。というのも、収録前の音取りに演者さんが納得いかず、何度も何度も試行錯誤し、ついに始めたからだ。
武田さん、岡部さんの2人が特に入念に音をチェックしていた。
「僕のモニターに音が…」「もう少し…」「ダウンダウン」
何を言っているんだ?素人の僕には何が何だか分らない。しかし、彼らにはその道のプロとしてのプライドがあるのだと思う。客の前で恥ずかしい演奏はできない。ゲストの前で恥ずかしい演奏はできない。そんな音楽家としての矜恃がひしひしと伝わってきた。
また、武田さんは、本番前の張り詰めた雰囲気を収録中には全く見せず、いつものポンコツトークを展開していた。
「芸能人ってすげえなあ」
そんなことを思いながらステージ上の武田さんらを見る。芸能人だけではなく、仕事とプライベートでディブ(分人)を使い分けている人は多いかも知れない。それでも、武田さんのあの豹変ぶり(語弊があるかもしれない)は凄まじい。
オトナだ。プロフェッショナルだ。
織田哲郎さんと世良公則さんは、僕の想像するミュージシャン像にぴったりだった。世間に迎合しないような雰囲気はなんとも言えない。
生で見た女子アナウンサーは写真で見るよりも3倍は綺麗だ。
彼女たちも、番組で見せる自分とは異なる分人(ディブ)を私生活で使いこなしているのだろうか。
まあ、しがない一男子大学生には夢(虚像)を見させてやってください。